「仕事」にするということ

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キモノショーで、メーカーさんの着付けをさせて頂いた。

諸事情で、打合せも満足に出来なかった。

無事に終わって、ホッとした。

それが、1番の気持ち。

イロイロ、ダメだった。

誰がいつ、ヘアメイクに入るのか?

誰がいつ、着替えるのか?

時間配分は?

着付けの道具は?

いろんな事が抜けていた。

現場で、訳が分からないまま進んでいった。

足りない道具、何をどれにどれだけ使うか?

指示を仰いで、実行する。

そんな事すら、連携が取れなかった。

事前準備、大事。

自分の仕事の範囲はどこまで?

確認が大事。

綺麗に着付けるには何が必要?

クライアントに準備をして貰う事、大事。

自分の仕事をオーダー通り、最後までやりきる事。

その為に必要な物は?

何があれば綺麗に着付けが出来るのか?

そんな事が確認取れなかった。

初めての経験とはいえ、何も出来なかった。

仕事の失敗は、仕事を無くす事に直結する。

入った現場で、失敗したら。

もう、次のチャンスは無い。

ボランティアでは無いからだ。

お金を貰う、仕事だからだ。

着付けでお金を貰う事。

オーダーをこなしてナンボ。

話はそれから。

もっとシビアに。

慎重に。

労働に対する対価。

結果に対する報酬。

着物でお金を稼ぐ事。

甘くは無い。

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